工業用パターンとは?
工業用パターンとは、既製品を量産する際、裁断に使用する型紙です。一般にパタンナー(パターンメーカー)と呼ばれる型紙製作のプロが作成します。
縫い代が付いており、いせ込みや伸ばし、生地の厚みに応じた浮き分の操作なども、すべてパターンに盛り込まれています。
縫製する時は、型紙のとおり裁断し、ノッチ(合印)をあわせて縫うだけで、レベルの高い洋服を作ることが出来ます。
既製服の量産品では、スピードと出来上がりの精度が求められます。また、工場の縫製オペレーターは、普通のパートさんなども多く、洋裁経験が豊富な方ばかりではありません。
そんな環境の中でも、きちんとした製品画が出来上がるように、緻密に計算されています。
【パターンの基本説明】
*工業用パターンについて
・パターンには縫い代が付いています。
・縫い代つきなので、パターン通りにカットします。
(はさみでカットして構いませんが、プロはカット台を敷き、方眼定規でカットします。こつをつかめばきれいで誤差なく仕上がります。)
緻密に計算した型紙なので、ずれないように気をつけてください。

・パターンにはいろいろな記号が書かれています。それぞれに意味があります
*ノッチ(合印)について
・ノッチとは、縫い合わせる際の合印のことで、工業用パターンでは大変重要な案内となります。縫い合わせの位置を示すものなので、入れ忘れないように注意してください。
・ノッチの入れ方・・・パターンに記入してあるノッチ位置に、はさみで3ミリ程度の切込みを入れます。ほつれやすい生地の場合は、切り込まず、チャコなどでしるしを打ちます。

・ノッチをあわせて、ピン打ち無しで縫うことが出来ます。縫いにくい場合は、ピン打ちして下さい。
*裁断のコツ
・パターンの通りカットします。ずれないように注意してください。カット台を下に引き、ロールカッターを利用すると誤差なく裁断できます。
・地の目を通してください。テキストの裁断図を参考に、パターンに記入してある地の目と、生地の地の目を合わせます。
・地の目を合わせて型入れをしたら、プッシュピンやおもりなどでパターンを固定し、カットします。

*縫製のコツ
・ミシン台の目盛りの端に、裁断した生地の縫い代端を合わせて縫います。
※ミシンに目盛りが付いていないときは、台にシールを貼ったり、マジックで記入してください。ステッチ定規もあると便利です。
・縫うときは、ミシンの針ではなく、縫い代端を見ながら縫います。縫い代幅は均一に入っていますので、目盛りと縫い代端がずれなければきれいに出来上がります。

*パターンの折り目やしわは、空アイロンで伸ばして使うと誤差がなく使いやすいです。
・プミラの型紙は工業用パターンです。
当店では、プロ仕様の工業用パターンを販売しています。工業用、と聞くと身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、コツとルールを覚えてしまえば、普通のホームソーイングのやり方より、ずっと分りやすくて簡単です。
さらに、イラスト付きのテキストもセットになっていますので、きっとあなたにもステキな作品が作れるはずです。
縫い代つきの型紙ですので、煩わしいしるし付けは必要ありません。型紙のとおりカットし、切り込みノッチ(合印)を入れるだけで準備はOKです。既製服が合う体型の方なら、仮縫いも必要ありません。
慣れてくると、簡単なものなら裁断込みで2、3時間〜製作可能です。
材料が手元にあれば、明日着る服も今から作れるのです。
ショッピングに出かけて、足が棒になるまで歩き回って、結局気に入るものは見つからず、、、。そんな経験、ありませんか。
それならいっそ自分で作ってみましょう!!楽しいし、買うよりはちょっと安くなる。材料も自分の目で選ぶから、不安も少ないはずです(店頭の既成服は、ストックで埃まみれになっていたり、中国で汚水のスチームでアイロンされていたり、と結構怖いものもあります)。
ちょっと縫い目がずれていたって大丈夫。シルエットがきれいなら、縫製はそんなに目立ちません。それに、失敗もまた楽しいものです。袖を通すたびにいろいろ思い出して、出来が悪い子ほど、いとおしくなったりして、、、。
プレゼントにも、手作りは本当に喜ばれます。作っている間は、ずっと相手のことを思っているのですから、市販品を選ぶこととは、比べられない重みがあります。ご家族やお友達のことを思い浮かべながら、材料を選んだり、サイズを悩んだりする時間は、何事にも変えがたい本当に暖かくて大切な時間です。その思いは、きっと相手にも伝わると思います。ぜひ、心をこめた手作りのプレゼントを、大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。





















